写真といえば、旅行での記念写真、家族の成長記録、携帯のカメラで撮ったものなどが思い浮かびますが、それら普段の写真のイメージを覆す、ちょっと怖くて不思議な作品が並びます。
「トレース・エレメンツ(直訳すると、「痕跡の要素」)」には、もう一つ、「微量元素」という意味もあります。少ない量だけど、人間が生きていく上で欠かせない鉄、亜鉛などの元素。これって微量でも生活に必要なアートに似ていませんか?
記憶や身体感覚を揺さぶる「トレース・エレメンツ」展、ぜひ、ご自分の目で確かめてみてください。
実際に会場で見てみると、リアルな音響効果も手伝って思わず後ろを振返ってしまう、シンプルで単純な罠にひっかかってしまったような面白さ。「展示室で作品を見る」というごく普通の光景に、イリュージョンを紛れ込ませ、現実と、仮想世界の境界線をゆさぶります。是非体験してみてください。
重なり合いすれ違う裸体の人物の映像。センサーが観客を感知すると、作者古橋自身の映像が観客の前で立ち止まり、両手を広げてこちらを見つめます。人種や性差など、様々な偏見が生む境界線を越え、コミュニケーションの可能性を問いかけた美しい作品です。
よく近寄って見てください。古い写真のように見える画面は、実は映像です。
これは、19世紀に作られたアボリジニの人々の絵ハガキを元に作られた「動く肖像画」です。私達の考えるアボリジニのイメージが西欧人によって創られたものであることを表しています。
モノクロ写真に写る悲しげな女性。とてもリアルなのに、実は顔や体の部分を雑誌や写真から集め、モンタージュをして描かれた架空の存在です。
まるで証明写真のように見えますが、「写真=現実の出来事」という思い込みを覆します。
期 間 | 2008年7月19日[土]─ 10月13日[月・祝] | |
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会 場 | 東京オペラシティアートギャラリー | |
参加アーティスト | 古橋悌二 FURUHASHI Teiji/古屋誠一 FURUYA Seiichi/松井智恵 MATSUI Chie/志賀理江子 SHIGA Lieko/田口和奈 TAGUCHI Kazuna/フィリップ・ブロフィ Philip Brophy/ジェーン・バートン Jane Burton/アレックス・デイヴィス Alex Davies/ジェネヴィーヴ・グリーヴス Genevieve Grieves/ソフィー・カーン Sophie Kahn | |
開館時間 | 11:00 ─ 19:00(金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで) | |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌火曜日) | |
入場料 | 一般1,000円、大学・高校生 800円、中学・小学生 600円 ※展覧会の入場券は、東京オペラシティアートギャラリー受付でのみ販売しています。(前売り券はありません) |
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お問い合わせ | 東京オペラシティアートギャラリー 03-5353-0756 |
京王新線「初台駅」東口直結(新宿駅で乗り換え)→東京オペラシティビル3階
東京オペラシティアートギャラリーは、新宿からひと駅。
駅から繋がっているので、お天気が悪くても傘いらず。エスカレーターでオペラシティビルの3階まで。5分以内に到着です!
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連日、閉館の1時間前から入場料が半額になる「夜割り」があります。
(火曜〜木曜・日曜は夜19:00まで/金・土は夜20:00まで開館)
また、土日祝日は、中学生・小学生に限り終日無料でお入りいただけます。
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家族や友達と、またデートなどに楽しめる、展望レストランやカフェ、バラエティに富んだショップが約50店舗。
コンサートホールやICC(NTTインターコミュニケーション・センター)もある東京オペラシティで一日をのんびりお過ごしください。
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おかげさまで、東京オペラシティアートギャラリーは2008年9月9日で開館9周年を迎えます。
これを記念し、当日は、終日お一人様100円でご入場いただけます!!
(当日限り。割引適用はございません。)
ついに「写真家 蜷川実花」が登場します。日本の美術館では初となる大規模な個展が、東京オペラシティアートギャラリーを皮切りに全国を巡回。初期の作品から最新作まで450点を超える、膨大な作品によって蜷川実花の過去から未来を紹介します。
次回も写真展が続きます、どうぞご期待ください。
「蜷川実花 展 ─ 地上の花、天上の色 ─」
2008年11月1日[土]〜12月28日[日]
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お問い合わせ: | 東京オペラシティアートギャラリー 〒163-1403 東京都新宿区西新宿 3-20-2Tel.03-5353-0756 Fax.03-5353-0776 http://www.operacity.jp/ag/ |