[190]
中村恵理(ソプラノ)

2017年3月21日 出演

190_中村恵理(ソプラノ)

©Chris Gloag

開館20周年、心よりお祝い申し上げます。 お隣の新国立劇場ともご縁があり、東京オペラシティは広い東京の中でも特に親しみを感じる場所です。20周年を迎えられる年に、B→Cや『題名のない音楽会』の収録で、リサイタルホール、コンサートホール両ホールで歌わせて頂けたこと、またこのようにメッセージを送らせて頂けることを光栄に思っております。これからも素晴らしい音楽が初台から世界へ発信されますよう、益々のご発展をお祈り申し上げております。
この3月に出演させて頂いたばかりで、思い出にするにはまだ眩しすぎると感じています。今でも舞台袖からステージへ向かった時の胸の高鳴りが鮮やかに蘇る思いです。もう二度とあのようなプログラムを組むことはないでしょう。職業歌手としてはかなりの無茶をしたと思う反面、リスクを承知で「バッハからコンテンポラリーへ」というテーマに自分の限界をぶつけた最高にスリリングな時間でした。私のために作曲し、当日伴奏を引き受けてくださったワイルズ氏にも大変感謝しています。

[近況](2017年6月現在)
バイエルン州立歌劇場の専属を離れ、フリーランスとして活動を始めました。大変ありがたいことに日本国内での出演も増え、ドイツを拠点に飛び回っています。

(「AMATI」のサイト内)中村恵理のページ
http://amati-tokyo.com/artist/post-37.html