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辻裕久(テノール)

2000年5月16日 出演

022_辻裕久(テノール)

意義深い企画とはいえ、20年の継続には大変なご苦労があったこととお察し致します。心よりのお祝いを申し上げると共に、今後益々のご発展を祈念いたします。
英国20世紀の歌曲ばかりでプログラムを組み、バッハもブリテン編曲によるものをチョイス。ティペット、ブリテン、ウォルトンに加え、現代の巨匠、サー・ハリソン・バ-トウィスルを招聘して委嘱作品を初演しました。彼の弟子である、なかにしあかねの新作も加えた盛り沢山なプログラムに、当時の意気込みを感じます。単なる怖いもの知らずだったのか・・・30歳そこそこの自分がこのような意欲に満ちた企画を打ち出せたのも、東京オペラシティ文化財団はじめ主催者の皆様のあたたかなご支援のおかげと、改めて感謝の念でいっぱいです。

[近況](2017年3月現在)
『英国歌曲展』辻裕久テノールリサイタルシリーズも2016年で20周年、20回の節目を迎えました。今後もイギリス音楽の魅力を皆様にお伝え出来るような活動が継続出来ればと願っております。

辻 裕久 なかにし あかね 公式ホームページ(Sound International Japan)
http://www.soundinternationaljapan.com/