開館20周年おめでとうございます！
チェンバリストにとって避けて通れないバッハ、そのバッハだからこそチェンバロに巡り会えたのに、避けるなんていう言葉はあり得ない。でもバッハに向き合うことがあまりにも大変で、時々離れてしまう時期もあるなか、Ｂ→Ｃのリサイタルでバッハに引き寄せられた記憶は忘れられません。そしてバッハからコンテンポラリーまでの時代に飛ぶことで、演奏家それぞれの個性豊かなプログラムが生まれる…なんと素晴らしい企画でしょう! 多くの演奏家の成すべき課題としても、この企画は永遠に続いてほしいです。
この春には「チェンバロの庭」というシリーズが始まります。2年ほど前に日本にやってきたチェンバロを皆様に聴いていただきたいです。このチェンバロを使ってマスタークラスなども企画しておりますので、ご興味のある方はどうぞホームページをご覧くださいませ!