開館20周年、おめでとうございます！
バッハからコンテンポラリーへ、という、当時企画を聞かせていただいたときにも狂喜したこの素晴らしいコンセプト！
クラリネットという、バッハの時代には存在しなかった楽器を選んでおきながら、実は大のバッハ好き、でもドイツの現代音楽アンサンブルのメンバー、という変わった私の為のようなお話、どんなプログラムを演奏させていただこうか、毎日楽しく、あーでもないこうでもない、と、ピアニストと2人で思案していたことが昨日のことのように思えます。日本でほとんど活動していない私の為に、当時、担当の方にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました!
きっとこの20年の間に、たくさんの若い演奏家たちが、すてきなプログラムを演奏なさってきたことでしょう。どうぞこれからも、時代を超えて良い音楽が演奏されるＢ→Ｃであってくださいね！ご盛況を心からお祈りしています! おかしなもので、20周年のお知らせを受けるに前後して、日本現代音楽協会主催の、「世界に開く窓」という企画をお引き受けしたところです。2018年1月12日の19時、東京オペラシティ リサイタルホールです。今回はバッハ抜きですが（笑）西洋、東洋取り混ぜた、面白いプログラムを作って、十数年前と同じホールで演奏させていただけるのを、とても楽しみにしています。どうぞいらしてくださいね！