武満徹作曲賞

作品の応募について

作曲賞の概要

下記の各年度毎に、オーケストラ作品のコンクールを開催する。世界各国の作曲を志す若い世代の人たちに対して、新しい創作曲の応募を広く呼びかける(複数年度の応募可能)。

審査員
2026年度 イェルク・ヴィトマン(ドイツ)
2027年度 ショーン・シェパード(アメリカ)
審査方法
【譜面審査】
楽譜により本選で演奏される作品を選ぶ。

【本選】
東京オペラシティ コンサートホール :タケミツ メモリアルにおいて、東京オペラシティ文化財団が主催する演奏会で上演審査し、受賞作品を選ぶ。
各年度の本選演奏会日程
【賞金】
各年度 総額300万円
但し、審査員は賞を保留または分割することがある。
本選で演奏される作品の作曲者は、本選演奏会に招待される。

作品募集要項

募集する作品
本選演奏会時に未発表でコンチェルトを除くオーケストラ作品。
一人の指揮者で指揮が可能であること。
楽器編成

〈下記範囲内とする〉

  • フルート 3(ピッコロ、アルト・フルート 持ち替え可)
  • オーボエ 3(イングリッシュ・ホルン、持ち替え可)
  • クラリネット 3(E♭クラリネット、バス・クラリネット 持ち替え可)
  • ファゴット 3(コントラファゴット 持ち替え可)
  • ホルン 4
  • トランペット 3
  • トロンボーン 3
  • チューバ 1
  • その他の管楽器 1(上記以外の種類の、管楽器1の追加可)
  • ハープ 2
  • キーボード 2奏者(ピアノ[2台可]、チェレスタ、シンセサイザー可)
  • 打楽器 4奏者(ティンパニを含む)
  • ヴァイオリン 30
  • ヴィオラ 12
  • チェロ 10
  • コントラバス 8
  • 特殊な管楽器、打楽器は変更を求めることがある。
  • 使用するキーボード(シンセサイザーを含む)は原則として、日本で調達が容易なものに限る。希望機種がある場合は事前に事務局に問い合わせること。
  • キーボード(シンセサイザーを含む)の音色データは、応募者が各自用意すること。
  • ソフトウェア・シンセサイザー等、コンピュータを用いたシンセサイザーも可であるが、通常のキーボードと同様に鍵盤奏者がキーボードで演奏すること。またコンピュータならびにソフトウェアやインターフェイスは全て応募者が用意すること。
  • リアルタイムの電気的増幅・変調、テープ・CD等再生の併用は不可。
演奏時間
10分以上20分未満。
応募者の資格
【年齢】応募の締切年の年末において35歳以下の者。

【国籍】不問
応募の締切
2026年度審査作品  2025年9月30日[火]18:00 必着
2027年度審査作品  2026年9月30日[水]18:00 必着
応募方法

上記締切日までに、製本されたスコアのコピー2部と、必要事項を記入した応募申込書を添えて、下記宛て送付または持参のこと。

応募申込書ダウンロード

*PDFに直接入力可能。入力したものをプリントアウトして使用してください。

PDFをご覧になるには「Adobe Reader」が必要です(無料)

応募作品送付先
公益財団法人 東京オペラシティ文化財団 内
「武満徹作曲賞」係
〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
TEL:03-5353-0770(平日 10:00〜18:00) 
FAX:03-5353-0771
参加料
無料
その他注意事項
  1. 応募作品は1人1曲に限る。
  2. 本選演奏会時に未発表作品であること。
  3. 楽譜には作品タイトルのみを記し、作曲者名などは記入しない(匿名審査のため)。
  4. スコアは製本されてあるもののみ有効とする。
  5. 作品の提出後の変更、訂正、加筆には一切応じられない。
    但し、演奏上の問題が生じる場合、審査員または指揮者から変更を要請することがある。
  6. 楽譜に使用する言語は、通常の音楽用語・記号のほかは、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語のいずれかでなければならない。
  7. 応募スコアは返却されない。

本選演奏会、入選作品とその作曲者に関して

本選演奏会
  1. 本選演奏会開催の日程
    • 2026年度:2026年7月12日[日]15:00
    • 2027年度:2027年5月30日[日]15:00
  2. 指揮者・演奏者の選択は主催者に任される。
  3. 本選にノミネートされた作品の作曲者が本選演奏会に立ち会うために必要な旅費(海外居住者の場合は、往復のエコノミー航空運賃と成田(羽田)―ホテル間のリムジンバス往復運賃、日本居住者の場合は、その居住地―東京間の往復交通費)と宿泊費(主催者が指定するホテルのシングル・ルームチャージ最大5泊分)は、主催者が負担する。
  4. 本選ノミネート作品の作曲者は、自らの経歴、肖像写真、作品ノートなどの資料を、主催者の求めに応じて無償で提供する義務を負う。また、本選演奏会と並行して行われるワークショップなどの催しに参加を要請された場合は、報酬の有無にかかわらず参加しなければならない。
演奏用楽譜
本選ノミネート作品の演奏用楽譜は主催者が作成し、本選で使用された演奏用楽譜については、東京オペラシティ文化財団が保管・管理する。
演奏用楽譜がその作曲者の契約出版者から提供される場合は、主催者はその出版社に対して、楽譜使用の範囲とその使用料の額について交渉する権利を保有する。

お問い合わせ

公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
TEL:03-5353-0770(平日 10:00〜18:00) 
FAX:03-5353-0771