武満徹作曲賞

審査員紹介

2026年度審査員 イェルク・ヴィトマン
(ドイツ)
Jörg Widmann (Germany)
© Marco Borggreve

応募締切:2025年9月30日[火]18:00 必着
本選演奏会:2026年7月12日[日]15:00

作品の応募について

プロフィール

1973年ドイツ、ミュンヘン生まれ。クラリネット奏者、作曲家、指揮者、いずれの分野でも世界的に活躍している。
幼少よりクラリネットを学び、ミュンヘン音楽芸術大学でゲルト・シュタルケに、ジュリアード音楽院でチャールズ・ナイディックに師事。11歳からは作曲も始め、カイ・ヴェスターマン、ヴィルフリート・ヒラー、ヘンツェ、ゲッペルス、リームに学ぶ。
クラリネット奏者としては、リーム、ライマン、ホリガーらから作品を献呈されている。2017~22年アイルランド室内管首席指揮者。現在、ザルツブルク・モーツァルテウム管首席客演指揮者など。
代表的な作品として、10曲を数える弦楽四重奏曲、《ラビリンス》シリーズ、《アルモニカ》(2006)、ヴィトマンの作品中もっとも演奏されている《コン・ブリオ》(2008)、2つの《ヴァイオリン協奏曲》(2007)(2018)、《ヴィオラ協奏曲》(2015)などがあり、2023年6月には、J.S.バッハのライプツィヒ・トーマス教会カントル就任300年を記念した作品の初演が予定されている。舞台作品では、『鏡の中の顔』(2002-03、rev.2010)、バスティーユ・オペラ開館20周年記念作品でヴィトマンの指揮デビューとなった『初めに』(2009)、『バビロン』(2011-12、rev.2018)、ハンブルク・エルプフィルハーモニーのオープニングを飾った大規模なオラトリオ《箱舟》(2016)などがある。
パウル・ヒンデミット賞、ロベルト・シューマン賞、ミュンヘン市音楽賞、バイエルン州マクシミリアン科学芸術勲章など、数々の受賞歴がある。フライブルク音楽大学で2001~15年クラリネット科教授、2009年からは作曲科でも教授をつとめた。ベルリン高等研究所フェロー、バイエルン芸術アカデミー会員。
作品はショット・ミュージックから出版されている。

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