武満徹作曲賞

審査員紹介

2027年度審査員 ショーン・シェパード
(アメリカ)
Sean Shepherd (USA)

応募締切:2026年9月30日[水]18:00 必着
本選演奏会:2027年5月30日[日]15:00

作品の応募について

プロフィール

1979年アメリカ、ネバダ州リノ出身。インディアナ大学にて作曲をクロード・ベイカー、デイヴィッド・ズベイ、ファゴットをキム・ウォーカーに師事。卒業後作曲をジュリアード音楽院にてロバート・ビーザーに、さらにコーネル大学にてロベルト・シエッラ、スティーヴン・スタッキーに学ぶ。
2012年にニューヨーク・フィルから新進作曲家賞を受賞したことで注目を受ける。《Express Abstractionism》(2017)がネルソンス指揮ボストン響によって初演、その録音はナクソスレーベルから発売されている。代表的なオーケストラ作品として、温暖化や気候変動をテーマにした《メルト》(2018)と《スプラウト》(2021)、パンデミックによって変化した時間感覚を考察した《ダウンタイム》(2021)がある。2023年4月には《On a Clear Day》が、ケント・ナガノ指揮ハンブルク・フィルハーモニー管によってカーネギーホールで初演、ハンブルクやドレスデンなどでも演奏される。オーケストラ作品以外では、マティアス・ピンチャー指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランにより初演された《アンサンブルのための協奏曲》(2014~15) 、無伴奏ヴァイオリンのための《wideOPENwide》(2016)、オーボエ独奏のための《エコー》(2017)、サクソフォーン五重奏曲《5声のソナタ》(2019)、フルートとパーカッションのための《オールド・インストゥルメンツ》(2021)、オーボエ、ファゴットとピアノのための《Tiny Bright Big True Real》(2022)、オールドバラ音楽祭で初演されオリヴァー・ナッセンの思い出にささげられたチェロ独奏曲《ファミリア》(2022)などがある。
2022年よりシカゴ大学客員教授。シカゴ在住。
作品はブージー&ホークスより出版されている。

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