武満徹作曲賞

【重要なお知らせ】

1)2005年度武満徹作曲賞とコンポージアム2005中止

2)2006年武満徹没後プロジェクト開催予定

3)2007~2009年度武満徹作曲賞審査員決定

2004.4.28

1)審査員ジョン・アダムズ来日不可能により、2005年度武満徹作曲賞およびコンポージアム2005(2005年5月)は中止といたします。

ジョン・アダムズ氏においては、2005/06シーズンにサンフランシスコ・オペラで予定されている新作オペラの初演日程が変更になり、2005年度の武満徹作曲賞の審査にかかるすべての作業に従事することが不可能となりました。当財団では、慎重な交渉・検討を経た結果、「誠に申し訳ないが同審査員を辞退したい」という本人の強い希望を受け入れるとともに、審査員が一人という同作曲賞の趣旨に鑑み、この時期での審査員交替は困難と判断、誠に残念ながら2005年度の武満徹作曲賞および「コンポージアム2005」を中止することといたしました。
応募をお考えになっていた作曲家のみなさま、アダムズ氏の来日を楽しみにしていてくださった音楽ファンのみなさま、そして日頃より武満徹作曲賞を支援してくださる関係各位に対し、心よりお詫び申し上げるとともに、今回の決定に対してなにとぞご理解を賜りますようお願い申し上げます。

2)2006年5月は、武満徹作曲賞およびコンポージアムに代えて、武満徹没後10年を記念した特別プロジェクトを実施する予定です。

コンサートホールとアートギャラリーを擁する東京オペラシティの特色を活かし、アートギャラリーでの「武満徹展(仮称)」を中心とした、音楽・美術・映画等さまざまなジャンルに関連した催しを実施する予定です。詳細は2005年5月ごろの発表を予定しています。

*1、2により、武満徹作曲賞およびコンポージアムは、2005年と2006年の2年間休止となり、2007年より再開されます。これにともない、2007年度作曲賞に限り、応募年齢制限を37歳以下とします。(2008、2009年はこれまでどおり35歳以下)

3)2007~2009年度武満徹作曲賞審査員が決定しました。

2007年度 西村 朗 Akira Nishimura (1953~/日本)
2008年度 スティーヴ・ライヒ Steve Reich (1936~/アメリカ)
2009年度 ヘルムート・ラッヘンマン Helmut Lachenmann (1935~/ドイツ)

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