作曲家ベンジャミンのドキュメント上映とトーク
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(c) Gautier Deblonde |
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毎年大好評の催し「フィルム&トーク」では、審査員をつとめる作曲家のドキュメンタリーを上映と、本人によるトークをお楽しみいただきます。今年上映する『Towards
Antara』は、BBCが1987年に制作したもので、ベンジャミンの代表作の一つである室内管弦楽曲《アンターラ》(アンターラとは、ペルーのパンパイプのこと)の、ポンピドゥー・センター(パリ)での初演に向けてのドキュメンタリーです。メシアンとブーレーズが、ベンジャミンやコンピュータ音楽について語るほか、ピエール・ロラン・エマールと野平一郎がソリストで出演、初演の模様も完全収録しているなど、非常に充実した番組です。概して作曲家はお話し上手な人が多く、ベンジャミンも例外ではありません。ソフトで機知に富んだ語り口の彼のトークもお楽しみください。
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