作曲家ベンジャミンのドキュメント上映とトーク


(c) Gautier Deblonde


毎年大好評の催し「フィルム&トーク」では、審査員をつとめる作曲家のドキュメンタリーを上映と、本人によるトークをお楽しみいただきます。今年上映する『Towards Antara』は、BBCが1987年に制作したもので、ベンジャミンの代表作の一つである室内管弦楽曲《アンターラ》(アンターラとは、ペルーのパンパイプのこと)の、ポンピドゥー・センター(パリ)での初演に向けてのドキュメンタリーです。メシアンとブーレーズが、ベンジャミンやコンピュータ音楽について語るほか、ピエール・ロラン・エマールと野平一郎がソリストで出演、初演の模様も完全収録しているなど、非常に充実した番組です。概して作曲家はお話し上手な人が多く、ベンジャミンも例外ではありません。ソフトで機知に富んだ語り口の彼のトークもお楽しみください。




コンポージアム2003

5/18 フィルム&トーク | 5/20 室内楽作品展5/22 オーケストラの地平
5/24 ワークショップ5/25 武満徹作曲賞本選演奏会


[Top]