「コンポージアム2016」について
「Composition」+「Symposium」=「COMPOSIUM(コンポージアム)」
現代日本を代表する作曲家の一人、一柳 慧を迎えて
©岡部 好
世界中の若い世代の作曲家に創作を呼びかける「武満徹作曲賞」を核とした、東京オペラシティの同時代音楽企画が「コンポージアム」(造語:Composition + Symposium)です。「武満徹作曲賞」は、ただ一人の作曲家が審査員をつとめるというユニークな方式と、受賞者のその後の活躍などにより、今や世界的に知られている作曲コンクールです。
18回目となる2016年は、現代日本を代表する作曲家の一人で、2015年の交響曲第9番の発表に続き、2016年には交響曲第10番の初演が予定されるなど、ますます活発な活動を続けている一柳慧を審査員に迎えます。世界中から集まった応募作品の中から、一柳がいかなる才能を発掘するか、注目です。
あわせて開催する一柳のオーケストラ作品演奏会では、数々の賞に輝いた代表作のひとつ、交響曲《ベルリン連詩》ほかを演奏いたします。
世界的な作曲家を迎え、優れた現代作品を優れた演奏で楽しめる「コンポージアム2016」にご期待ください。