|
|
|
《青い夜》
油彩、エナメル、キャンバス 1966
個人蔵 photo:斉藤新 |
4.生命の戦慄 1955〜1973年
(50歳〜68歳)
1950年代後半から70年代初めにかけての油彩画には、線と色彩のみによって純粋にイメージを構築、拡張していこうとする画家のさまざまな試行が見られます。1960年代初めの作品ではドリッピング技法がもちいられるなど、抽象表現主義の影響が顕著に認められます。やがて、この線と色彩の交錯が画面に生命感を生み出していきます。龍起は、「芸術の創造には生命の戦慄〜感動が伴うものである」(1968)と述べています。 |
|
|
|