「コンポージアム2015」について
「Composition」+「Symposium」=「COMPOSIUM(コンポージアム)」
フィンランド出身で、現代を代表する作曲家の一人、カイヤ・サーリアホを迎えて
© Priska Ketterer
世界中の若い世代の作曲家に創作を呼びかける「武満徹作曲賞」を核とした、東京オペラシティの同時代音楽企画が「コンポージアム COMPOSIUM」(造語:Composition + Symposium)です。
「武満徹作曲賞」は、ただ一人の作曲家が審査員をつとめるというユニークさと、受賞者のその後の活躍などにより、今や世界的に知られているオーケストラ作品作曲コンクールです。
17回目となる2015年は、フィンランド出身で、現代を代表する作曲家の一人、カイヤ・サーリアホを審査員に迎えます。2015年に生誕150年を記念して行われる、第1回シベリウス作曲コンクールの審査委員長も務めるなど、フィンランドを代表する作曲家であることはもちろん、その作品はヨーロッパをはじめ世界各地で数多く演奏されています。世界中から集まった応募作品の中から、サーリアホがいかなる才能を発掘するか、注目です。
あわせて開催するサーリアホ作品演奏会では、代表作のひとつ、オペラ『遥かなる愛』を、彼女のパートナーでもあるマルチメディアアーティスト、ジャン=バティスト・バリエールによる映像演出付で上演いたします。
世界的な作曲家を迎え、優れた現代作品を優れた演奏で楽しめる「コンポージアム2015」にご期待ください。