ホール施設案内
パイプオルガン
東京オペラシティコンサートホール正面2階席には、スイスの著名なオルガンビルダーであるクーン社のパイプオルガンが設置されています。
このオルガンは、ソロはもちろん、オーケストラとの共演、さらに幅広い音楽への対応を可能にするべく、現代を代表するオルガニストでもあるギ・ボヴェ氏の監修により1997年3月に設置いたしました。
- 設計・製作・組立
- クーン社(スイス)(Orgelbau TH Kuhn)ヤマハ株式会社
- 大きさ
- 高さ10m×奥行4m×幅9m
- パイプ総数
- 3,826本
- ストップ数
- 実働54ストップ
- 演奏台
- 第1手鍵盤 Hauptwerk C-a3 15ストップ
第2手鍵盤 Positive C-a3 13ストップ
第3手鍵盤 Schwellwerk C-a3 14ストップ
足鍵盤 Pedal C-g1 12ストップ
- 補助装置
- クレッシェンド、スウェル機構、Tuttiボタン
- キーアクション
- メカニカル
- ストップアクション
- エレクトリック
- メモリーシステム
- メモリーキー式、各800メモリー
コンサルティング・監修
ギ・ボヴェ氏
1942年スイス生まれ。コンサートの他、レコーディング、テレビ、ラジオの出演など国際的に活躍するほか、音楽学の分野でも研究書に寄稿するだけでなく、いくつかの大学で教鞭をとる。東京オペラシティでは、1997年9月21日にオルガン開きとなる公演を行った。
ヴィジュアルオルガンコンサート
ふだん見ることができないパイプオルガンの演奏やいろいろな操作の様子、足鍵盤の動きなどを、スクリーンでご覧いただけます。聴くだけでなく目で見ても楽しめる、お昼のオルガンコンサートです。
photo ©大窪道治