展覧会「画と機」に触発されて、ダンサーの田中 泯が展示室を舞台にパフォーマンスを行います。
©Manoj Parameswaran
2008 Min Tanaka "Locus Focus" at Chittur Govt. College in south India
1945年東京生まれ。60年代クラシック・バレエ、アメリカンモダン・ダンスを学ぶ。74年独自の舞踊活動を開始。「ハイパーダンス」と称した新たなスタイルを発表。78年ルーブル美術館において海外デビュー。ゆるやかで微細な動きで身体の潜在性を掘り起こすパフォーマンスは、ダンスをはるかに越えて、新しい芸術表現として美術界に衝撃をもたらした。1985年から今日に至るまで、山村へ移り住み農業を礎とした日常生活をおくることでより深い身体性を追求している。あらゆる枠組みを越え、美術はもちろんのこと、即興音楽や現代音楽、そしてオペラでの活動にも発展。一方で前衛的な独自の舞踊活動は継続し続ける。02年山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」映画初出演以来、その後ハリウッド映画「47 RONIN」に進出、映像界での仕事も国内外問わず多数行っている。
著書『僕はずっと裸だった』(工作舎)、『意身伝心』(春秋社)、
写真集「光合成」MIN by KEIICHI TAHARA(スーパーラボ)
©Hayato Araki